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ID : 5258
公開日 : 2007年 11月 6日
タイトル
「さかた材」ブランド化へ 展示林選び市民に公開 手入れや育ち具合審査
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新聞名
荘内日報
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元URL.
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2007:11:8
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元urltop:
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写真:
 
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「さかた材」のブランド化を目指し、酒田市が本年度、新たな試みとして市内の優良林業地を認定する制度「さかた市民認定林」の現地審査会が7日、行われた。今年6月に市内の林業、製材、建築の各業界関 係者らで結成したネットワーク組織「さかた木づかい夢ネット」のメンバーが市内の林業地15カ所を巡り、木の手入れや育ち具合を審査した。22日に市役所で認定証の授与式が行われる予定。
 さかた市民認定林は県のやまがた緑環境税の交付金を活用した制度として、市が本年度、導入した。05年11月の4市町の合併に伴って林野面積が飛躍的に増え林業の活性化が大きな課題となる中、良質材を生産する 森林を認定し、「さかた材」としてブランド化を目指す。
 審査を受け持つさかた木づかい夢ネットは、林業振興を狙いに木材の生産から消費までにかかわる16個人・法人で結成。市の委嘱で審査委員長となった佐藤佶会長(佐藤製材社長)ら6人が認定林の審査に当たる。
 認定林の候補地は、飽海地方森林組合などから28カ所の推薦を受け、先月31日の書類審査で15カ所に絞った。地域別では旧3町地域が中心で、樹種はいずれも杉、林齢は20―60年程度、面積は0・2ヘクタールから12 ヘクタール程度まで。
 この日は佐藤会長ら夢ネットの3人と市農林水産課職員3人の計6人が各候補地を巡り、下刈りや枝打ち、間伐など手入れの状況、木の曲がりや伸び具合などを審査。佐藤会長は太く真っ直ぐに伸びた木に「素晴らしい」 など賛辞を贈っていた。
 認定された林業地には認定証と看板が贈られる。市では認定林のうち、交通アクセスの良さなどを踏まえて「展示林」を選び、住宅建築を考えている市民らに公開する予定。
 市農林水産課の担当者は「今使える木は、林業者が父親や祖父から受け継いだもの。長年にわたってきめ細かく手入れした森を、実際に目で見てもらうことで、『酒田の木材は優れている』という認識が高まり、利用増に つながれば」と話していた。

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