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ID : 5215
公開日 : 2007年 11月 3日
タイトル
木材流通センター来月設置 県森連と県嶺北木材林産 協組
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新聞名
福井新聞
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元URL.
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2221
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元urltop:
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写真:
 
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福井県森林組合連合会(関孝治代表理事会長)と県嶺北木材林産協同組合(森忠正伸理事長)は原木市場を統合し、新たな原木市場「県木材流通センター」を12月1日に設置する。間伐材の大量出荷に備え 、年間を通して一定価格で合板工場などに供給する態勢を構築する狙い。21日に正式に調印式を行う。
 県森連に県嶺北木材が事業譲渡する形。県森連は10月5日の臨時総会で、県嶺北木材は1日に開いた理事会で、それぞれ承認した。同センターは県嶺北木材の現原木市場(福井市合島町)に設置する。
 原木の直径や長さで12種類に分ける最新の選別機や管理システムなどを国や県の助成を受けて整備する予定。材木をセンターに集約し、1部の優良材は競りでより高く販売、その他の間伐材は選別して工場に出荷す ることで、保管や流通のコスト削減を図る。年間約6万立方メートルの出荷を目指す。
 運営は県森連が行い、県嶺北木材の1室を借りて事務などに常時5人程度を配置する。競りには、県嶺北木材の職員を再雇用する。
 共同出荷組合の合板業者(大阪)との協定締結や木を運び出す作業路の整備などで出荷環境が向上。戦後植えられた人工林が間伐期を迎えて今後大量出荷されてくるのに備え、今年から本格的に統合準備を進めてき た。
 県森連の坂東秀夫専務は「間伐材出荷のピークは5、6年先。準備を整え、効率よく集荷した材木を大量消費工場に提供したい」とし、県嶺北木材の森忠理事長は「組合員の高齢化や後継者不足は深刻。力を合わせて安 定供給とコスト削減に努めたい」と話している。

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