ID : 4988
公開日 : 2007年 10月13日
タイトル
森林づくりシンポジウム 森林税導入などで意見交換
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20071014/KT071013ATI090005000022.htm
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元urltop:
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写真:
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県林務部などは13日、「みんなで支える森林づくりシンポジウム」を東筑摩郡波田町内で開いた。県が森林税(仮称)導入に向けた検討を進めていることなどから、間伐の必要性や森林整備の課題について
関心を高める狙い。約220人が来場した。
森林組合や里山保全の住民グループ、建築関係者ら7人が県産材利用、森林ボランティア、上下流の連携などについて取り組みを発表。昨年4月に森林環境税を導入した奈良県の担当者は、基金を設けて使途の透明
性確保を図っていること、財源を投入する森林を絞って集中的に間伐を進めている方式などを紹介した。
会場からは「個人有林は、基本的に税ではなく所有者が整備すべきではないか」といった意見があった。奈良県の担当者は「いつ山地災害が起きるか分からない山も多く、所有者が説得に応えるのを待ってはいられなか
った」と答えていた。