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ID : 4830
公開日 : 2007年 9月27日
タイトル
公園整備計画の素案発表 京都市、京北の市有林
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007092800193&genre=A2&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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京都市は28日、右京区京北熊田町の市有林「グリーンワンダーランド跡地」で計画している公園整備計画の素案を発表した。旧京北町との合併を記念した大規模な自然公園で、環境学習に活用するほか、環境保全を目的に企業から募った資金でヒノキなどを植栽し、寺院に使う木材や京の伝統産業の材料に活用する試みも始める。来年度に着工、2011年4月オープンを目指す。
 ■268ヘクタールに4ゾーン 素案 11年春オープンへ
 跡地(約268ヘクタール)は、旧京北町の京北グリーンワンダーランド構想に基づき、1987年に民間業者(京都市下京区)がゴルフ場開発を計画し、経営難のため1999年に旧京北町が購入。05年度に京都市との合併時で市が譲り受け、「合併記念の森」として整備を検討していた。
 計画によると、企業の資金で文化財や伝統工芸品に活用する材料を確保する「京都の木の文化を守る森」(90ヘクタール)や、植林などを経験する「企業等の森林活動の森」(100ヘクタール)、市民に開放する「観光・森林学習の森」(48ヘクタール)など4つのゾーンを整備。遊歩道やトイレなど簡易施設を設置する以外は極力、自然を残す。整備費は2億3500万円を見込んでいる。
 市内の企業を中心に、一口25万円の資金提供を求め、この資金を活用し、ヒノキやウルシなどを植える。育った樹木は寺社の屋根に使う檜皮(ひわだ)や、漆器などの工芸品に使い、送り火のたいまつなどにも利用する。
 大半が放置林のため、植栽など森林整備による生態系への影響も調べることにしている。市は年度内に企業から資金を募るほか、10月1-31日に公園整備構想に対する市民の意見を募集する。問い合わせは市林業振興課Tel:075(222)3346へ。
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