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ID : 266
公開日 : 2006年 2月10日
タイトル
豊かな森林を次代へ 北信州山の感謝祭
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新聞名
北信州ネット
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元URL.
http://www.shinshu.co.jp/local/2006/060210/n02.html
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元urltop:
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写真:
 
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北信林業振興会など主催の「北信州山の感謝祭」は2日、北信合同庁舎に管内6市町村の関係者ら100人の参加で開かれ、功労者を表彰、注目される森林セラピーの講演などに耳を傾けた。 豊かな森林を次代に引き継ぐため、先人たちの功績と山の恵みに感謝し、地域林業の発展を目指して開かれている。 開式に続いて、栄村長で北信林業振興会の高橋彦芳会長が「一人ひとりが山に関心を持ち、感謝しながら、都会で北信林業振興会の人と手をつないで国民規模で発展させていきたい」とあいさつ。古坂和俊北信地方事務所長は、約10年間で25万ヘクタールの森林間伐を実施する県のアクションプランを説明し、「森林整備は長い時間と人の関わりが必要。健やかな地域を維持していきましょう」と呼びかけた。受賞者は次のみなさん。
▽北信州林業賞=飯山市関沢区 ▽北信地方事務所長賞=堀澤正彦(埼玉県) ▽北信林業振興会長賞=永田小学校みどりの少年団、秋津小学校みどりの少年団、木島平南部小学校みどりの少年団、市川小学校みどりの少年団  なお席上、県ふるさと森林づくり賞の記念品の贈呈も行われた。
 また、北信総合病院の神経内科医長、星研一さんが、森林浴、森林レクリエーションを通じて健康回復、維持、増進を図る森林療法の「森林セラピーをめぐる話題」と題して記念講演した。
 「人間は元来、森の中で生活できるようになっているにもかかわらず、その世界から抜け出してしまったのでストレス障害などさまざまな病気が発生している」と星さん。ストレスは、脳の海馬を萎縮させて痴ほう(認知症)を引き起こす原因にもなっている。
 森の中では平地などと比べ、リラックス作用の高まりをはじめ、がんの免疫となるNK細胞の活性が確認されている。うつ病の治療でも単に薬を投与するより、運動を取り入れた方が改善が進んだとのデータも示された。
 星さんは、肥満などの治療に効果的な有酸素運動や、トレーニングによって動脈硬化の予防につながる毛細血管の増加を紹介。「一定の標高のあるこの地域なら、森林セラピーと合わせて大きな効果が期待できるのでは」などと語った
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