ID : 3058
公開日 : 2007年 3月15日
タイトル
トライウッド、間伐材など使った塗り壁素材を発売 .
新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070314c6c1402d14.html
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元urltop:
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写真:
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木材加工業のトライウッド(大分県日田市、井上伸史社長)は14日、間伐材などの未利用木材を使った塗り壁素材「木粒子 森林(しん)ちゃん」を発売したと発表した。けい藻土を使った塗り壁材に比べ3倍の保湿力があるという。同社は商品力とともに、未利用木材の活用による二酸化炭素(CO2)削減効果もアピールしていく考え。 森林ちゃんは、スギ、ヒノキなどを砕いて微粉化、でんぷん系の接着剤などを加えて塗り壁素材にした。粉の粒子の大きさごとに色合いが違い、粒子が細かいほど明るい。また、微粉粒子を大きさごとに選別する技術を確立したことで、色合いなどの注文にも対応可能。ワラ草を加えて土壁の風合いを出すこともできる。 製造販売は木竹用途拡大研究所(大分県日田市、井上伸史社長)が行い、価格は木の種類ごとに異なり、スギが3.3平方メートル用5940円、ヒノキが同6600円など。トライウッドでは「けい藻土の塗り壁と変わらない価格に設定した。塗り壁材として年商5億円を目指したい」としている。
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