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ID : 201
公開日 : 2006年 1月31日
タイトル
高性能林業システム導入 新年度から豊田森林組合など 
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060131/lcl_____ach_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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県豊田加茂農林水産事務所と豊田森林組合などは、新年度から高性能の林業機械を活用した作業システムを導入する。間伐にかかる経費を大幅に削減できるため、職員らは「山林所有者が間伐に取り組むきっかけになるはず」と期待している。 (臼杵 秀之) 導入される「低コスト木材生産システム」は▽伐採した木をクレーンでつり上げて集材する「スイングヤーダ」▽自動的に枝を払い、伐採木を三、四メートルに切り分ける「プロセッサ」▽斜面を走りやすい作業車「フォワーダー」-の三つの大型機械を利用する。 豊田市旭地区の山林で二十七日にあった現地講習会には山林所有者ら約六十人が参加。効率的な作業を見学した。
 同農林水産事務所の試算ではシステム導入により、作業員一人の一日当たりの材木生産量が約三倍になるほか、間伐コストが約半分になるという。県内では一昨年に作手村森林組合が実証実験により、間伐コストを約四割減らす効果を上げた。
 システムで使う大型機械は県や市町村、森林組合などが出資する県林業振興基金が新年度に向けて六セットを購入。そのうち二セットを豊田森林組合が年間三百六十万円で借り受ける。
 同農林水産事務所の大河原進林業普及指導員は「これまでは山林所有者から間伐費用をもらっていたが、システム導入により多少だが、作業費用を差し引いた間伐材の売却益を還元することができるようになる」と導入の効果を強調している。
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