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ID : 2234
公開日 : 2006年 12月 8日
タイトル
御射山ビジターセンターに、カラマツストーブ設置
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=5629
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元urltop:
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写真:
 
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霧ケ峰高原の環境保全を目的としたNPO法人霧ケ峰基金(三井健一代表理事)は、活動拠点とする御射山ビジターセンター(下諏訪町八島湿原)に、カラマツストーブ1基を試験的に導入した。カラマツ材をはじめ、間伐されたまま放置されている同高原の木材を有効利用する狙い。三井代表理事は「この取り組みが広がり、カラマツ林保全につながっていけば」と期待している。
 県諏訪地方事務所林務課によると、霧ケ峰一帯のカラマツ林は、諏訪市内の民有地だけで約620ヘクタール。間伐は3年ほど前から本格化したが、地権者の負担増などの理由から搬出されないままになっているのが実情だ。諏訪市が行う草原の雑木処理事業でも、伐採後の活用法の少なさが課題となっている。
 同法人はこうした状況の中、間伐材の需要拡大を期待してカラマツストーブを導入。薪(まき)やペレットのストーブと比較して耐熱性に優れているため、燃焼時に高温になる針葉樹を継続的に燃やすことが可能という。社団法人長野県環境保全協会の助成金を受け、カラマツストーブ普及LLP(茅野市湖東)から購入した。
 当面、地権者である各牧野組合から無償で提供を受け、同センター周辺に置かれた間伐材を活用する。三井代表理事は「霧ケ峰の材料ででき、地球温暖化防止対策としても有効。需要が増え、カラマツ材に価値が生まれれば」と話していた。
 周辺一帯の環境保全を目指す「霧ケ峰バイオマスプロジェクト」の第1弾として設置した。来年度に向けては、雑木の間伐から薪(まき)割りまでを体験するエコツアーなどを企画中。併せて、刈り取った同高原の草木の活用法も模索したい考えでいる。
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