ID : 15624
公開日 : 2010年 4月 6日
タイトル
ヒートアイランド対策 間伐材の有効性立証へ
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新聞名
産経関西
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元URL.
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/06/20100406-022500.php
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元urltop:
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写真:
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大阪府や大学、民間企業が一体となって、間伐材を都市のヒートアイランド対策に役立てる全国初の「国産材を活用したヒートアイランド対策協議会」が発足した。5日に大阪市内で会見した関係者は「温暖化対策で間伐材の利用は抜け落ちている。効果的というデータをしっかりと示して、普及啓発していきたい」と語った。
協議会は府や府木材連合会のほか、大学教授や木材会社も入って構成。府などが昨年秋、大阪市北区の中之島で実施した間伐材を川の護岸壁にはり付ける実験では、周辺より約3度温度を下げる効果があったという。
この実験を受けて、協議会は東京と大阪のビル壁面に間伐材をはり付けるなどの大規模な実験を1年かけて実施。来春ごろまでに成果をまとめ、ヒートアイランド対策に間伐材が有効であることを立証し、アピールするという。
協議会代表の水野稔・大阪大名誉教授は「これまで間伐材を本格的に評価したデータはなかった。1年かけてしっかりと測定し効果を広く社会に示したい。利用が広がることは温室効果ガスの二酸化炭素削減にもつながる」と話した。