ID : 15616
公開日 : 2010年 4月 6日
タイトル
県木アテでエコな家具 金沢の企業が商品化『ブランド化した
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20100405/CK2010040502000140.html
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元urltop:
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写真:
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間伐材や端材を活用 金沢市三口町の樋爪住宅研究所は、県木「アテ(能登ヒバ)」の間伐材や端材を活用した“環境に優しい家具”を作り、県内外に広めようと取り組んでいる。商品名は「のとひばエコカグ・ノーシュ(能州)」。三月には県エコリサイクル製品に認定され、樋爪憲三社長(65)は「県内の林業活性化に少しでも貢献できるよう能州をブランド化したい」と意気込んでいる。(山本義久) 一級建築士の樋爪社長は、奥能登の穴水町出身。ふるさと能登を中心に林業が元気になってほしいと、能登ヒバの商品開発に心血を注いでいる。 県林業試験場の調査によると、曲げたときの強度や防腐性はヒノキより能登ヒバが優れ、シロアリなど住居害虫に対しても強い忌避作用があるという。 木材は、いくつもの能登ヒバの間伐材を張り合わせたもので、それを使ってテーブル、イス、ベッド、ベンチなどを作っている。 家具は森林組合、製材所、家具製造会社、塗装会社と連携して製作。丸テーブルは約八万~約十二万円。 オリジナルの家具は、森林再生と環境を守ることにつながるとして、県からエコリサイクル製品に認定された。問い合わせは、樋爪住宅研究所=電076(281)6024=へ。