ID : 15465
公開日 : 2010年 3月25日
タイトル
間伐材で温泉加熱 「都幾川四季彩館」改装オープン--ときがわ
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100324ddm014040198000c.html
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元urltop:
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写真:
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町内の森林資源を活用 ときがわ町別所の日帰り温泉施設「都幾川四季彩(しきさい)館」に、間伐材などを粉砕・圧縮した固形燃料(木質ペレット)を燃やして温泉を加温するペレットボイラー施設が完成し、改装オープンした。町内の約7割を占める森林を整備する際に出る木材資源を有効利用する。
油を一切使わずに燃やすため、灰を農地の肥料として再利用できる。国の「緑の再生プロジェクト」の一環で、総事業費は2184万円。原料の安定供給のため、町や木質ペレットメーカー、埼玉中央部森林組合などと昨年10月に協定を結んだ。
同館は町が建設して06年7月にオープン。町商工会が指定管理者となり運営する。隣接する渓谷のせせらぎを聞きながらヒノキや石製の湯船につかり、縁側で足湯も楽しめる。古民家を移築した休憩所も人気で、08年7月~09年6月の利用者は5万3272人。
利用客が年々増えており、洗い場を4カ所から7カ所に増設した。毎月第1水曜休館。午前10時~午後9時(水曜は同8時)。大人800円、小中学生400円。問い合わせは同館(電話0493・65・5515)。