ID : 15434
公開日 : 2010年 3月19日
タイトル
酒田火電に木質バイオマス導入 山形
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/yamagata/100320/ymg1003200246000-n1.htm
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写真:
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東北電力(仙台市)は酒田共同火力発電所(山形県酒田市)に、木質バイオマス燃料を導入することを明らかにした。 木質バイオマス燃料は、配電線の保守作業の際に出る伐採木を原料に、同社のグループ企業のグリーンリサイクル(宮城県富谷町)が加工。石炭と混合して粉状に粉砕したうえで、同発電所2号機(出力35万キロワット)で使用する。 植物起源の木質バイオマス燃料は、成長時の二酸化炭素(CO2)吸収量と燃焼時のCO2排出量が相殺されるため、石炭の節減に伴う年間約5千トンのCO2排出を削減できる。これは、一般家庭900世帯の年間CO2排出量に相当するという。 来年5月ごろから試験的に導入し、その後に本格運用する予定。