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ID : 15405
公開日 : 2010年 3月16日
タイトル
間伐材で空き家改修…移住希望者向け実験 恵那
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新聞名
岐阜新聞
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元URL.
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100317/201003170923_10214.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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恵那市上矢作、串原両地区への移住希望者を対象に、間伐材を利用した空き家改修などの実証実験が、恵那市串原で行われている。28日には改修第1号の空き家が、移住希望者向けの体験館として生まれ変わる。
 実証実験を行っているのは、同市のNPO法人「奥矢作森林塾」(大島光利理事長)と同市上矢作、串原両地区自治会の3者で構成する上矢作空き家活用推進協議会。実証実験は地域再生を目指す農林水産省の本年度採択事業で、両地区の空き家の実態調査と賃貸・売買のマッチングを図り、地域活性化と森林保全に役立てることを目的に、昨年6月から取り組んでいる。
 同協議会によると、串原、上矢作地区には計約150軒の空き家があり、賃貸・売買には今のところ十数軒が応じているという。空き家改修の特長は、間伐材の利用のほか、ダムに貯まる流木で作った炭を床下の除湿材にしている点。
 実態調査を経て昨年11月から毎月2回行っている改修作業には、県外からの移住希望者10人前後が毎回参加している。改修作業に併せて同協議会は、地元見学会や住民との交流会も開き、地元の風土や習慣の周知にも努めている。
 空き家の改修は新年度も継続する方針で、大島理事長は「移住希望のニーズは多いが、これまでは地元との橋渡し役が不在だった。実証実験を足掛かりに自然と地域の循環を実現させたい」と今後を見据えている。
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