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ID : 1798
公開日 : 2006年 10月 6日
タイトル
地方点描:名付け親[
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新聞名
秋田魁新報
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元URL.
http://www.sakigake.jp/p/column/chihou.jsp?kc=20061006ay
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元urltop:
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写真:
 
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湯沢市の役内山国有林の湯の又林道に「ときめき橋」「夢と希望の橋」「大岩橋」「杉の子橋」という愛称の橋がある。この4つの橋はいずれも、スギの間伐材を利用して架けられた「カンキョウ橋」(間伐材強化桁(けた)橋、環境に優しい橋)だ。直径10センチほどの間伐材を丸太のまま桁材として使用、ワイヤロープとの組み合わせで、強度は通常の丸太の8倍という優れものである。東北森林管理局が平成11年に特許を取得、これまで全国で19橋が架けられた。
 湯の又林道(2級林道、幅3・6メートル)には計5橋があり、そのうち11年から14年にかけて設置された4つの橋の愛称は、同市の秋ノ宮小学校の5、6年生が15年に考えたもの。本来の名前は林道の入り口から数えて「1号橋」「2号橋」と続くが、秋田森林管理署湯沢支署が「夢のある名前に」と、愛称を児童から募り、その中から採用した。どの愛称にも子どもたちの願いや思いが込められており、温かみがある。
 4つの「カンキョウ橋」は橋長8メートル、幅4メートルで、最大で58トンまで耐えられる。同支署によると、コンクリート橋と違って安価で組み立ても簡単。材料がそろえば1週間程度ででき、防腐加工によって耐久性の向上も期待できるという。
 3日には同林道で森林教室が開かれ、同小の全校児童34人が参加した。豊かな自然に触れて森林の大切さを学ぶというものだが、16年に架けられた「5号橋」のネーミングのための「視察」という側面もあり、児童たちは途中でスギの除伐体験をしながら、愛称をじっくり考えた。
 林道が存続する限り、永遠に残る愛称。豊かな感性から、今度はどんな名前が生み出されるか楽しみだ。
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