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ID : 15229
公開日 : 2010年 3月 1日
タイトル
三井住友銀、個人向け国債で環境支援 森林保護前面に女性層開拓
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新聞名
SankeiBiz
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元URL.
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100302/bse1003020508003-n1.htm
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元urltop:
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写真:
 
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三井住友銀行が4月に、国内森林保護につながる個人向け国債を発売することが1日、分かった。4日から募集を始める。個人向け国債は金融相品の中でも人気が高く、3メガバンクとも個人向けサービスの一環として取り扱っている。温室効果ガス排出削減など消費者の環境意識の高まりを背景に、個人市場の開拓につなげたい考えだ。
 「地球温暖化防止応援キャンペーン」として募集する個人向け国債は、住友林業の「持続可能な森林経営促進型プロジェクト」と連動させる。三井住友の窓口で国債を購入すると、収益の一部が住友林業の森林保護事業に充てられる。一昨年から、地球環境保護団体への寄付やニュージーランドの森林保護活動につながる環境貢献国債を扱っており、今回もその一環。
 住友林業のプロジェクトは、民間企業による森林の二酸化炭素(CO2)吸収活動として、環境省から「オフセット・クレジット(J-VER)制度」第1号に認定された。宮崎県の社有林で、生物多様性や水土保全に配慮した森林育成を行う。同社の試算によるとこの森林育成により、5年間平均で1795トン分のCO2クレジット(排出枠)発行が見込まれる。
 個人向け国債は4月、7月、10月、1月の年4回発売される。金融商品の中ではドルなど外貨資産に次いで人気の高い商品だが、金利の低さやなじみの薄さから伸び悩んでいるという。
 三井住友銀行は、窓口に足を運ぶことの多い女性層を中心に環境問題への関心が高いことに着目。2008年から環境貢献型国債を発売するなどで、認知度を上げており「ギフト商品を付けるよりも親近感が高まる」とみている。