ID : 15136
公開日 : 2010年 2月26日
タイトル
ジャパンエナジー、長野県の森林整備でCO2吸収認証を取得
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20100225/103292/
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元urltop:
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写真:
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ジャパンエナジーは、長野県から「森林(もり)の里親促進事業CO2吸収評価認証」を取得した。同社が2008年度に間伐などの整備作業を行った長野県原村の村有林15.59haで、年間40.5tのCO2吸収効果が認定された。同社の森林整備での認証取得は岡山県からのケースに続いて2件目となる。
同社は、原村と「森林の里親」契約を締結し、2005年から森林整備資金を提供するとともに、社員ボランティアが、植林や間伐などの森林作業を実施してきた。原村での活動で発生した間伐材は同社のCSRレポートや、同社が発行する冊子など重量で80tに及ぶ印刷物の発行に利用されている。
長野県は、企業や団体が整備した森林のCO2吸収量を独自の方法で評価・認証する制度を2008年10月に創設した。県は、森林を保有する市町村と環境保全活動を行う企業・団体が連携して森林整備に取り組む「森林の里親促進事業」を推進し、その一環としてCO2吸収効果の認証制度も設けた。
同社は、長野県のほか岡山、新潟県でも森林整備活動を展開。すでに岡山県からは、高梁市の森林で2008年度に取り組んだ0.98haの森林整備活動で、8.99tに相当するCO2吸収量が認定されている。2件目になる今回の認証を弾みに、各地での森林整備活動をさらに充実させていく。