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ID : 15129
公開日 : 2010年 2月25日
タイトル
学校林の間伐材でベンチ、早川小の児童らが卒業制作/小田原
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新聞名
カナロコ
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元URL.
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1002230018/
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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学校林から切り出された間伐材を使ったベンチ作りが23日、小田原市立早川小学校(佐藤千恵子校長、児童数202人)=同市早川=で行われた。児童らは自ら皮をむいた丸太を、大人の手を借りながら組み立てた。
 同小は約7キロ離れた山中に面積約6ヘクタールの学校林を所有する。52年前に当時の児童らが杉とヒノキの苗木を植え付けたという。
 ベンチは昨年12月に学校林を訪れた6年生39人の卒業制作。この森林学習で同市森林組合職員が間伐作業を実演したことから、ベンチ用として丸太を長さ2メートルに切ってもらい、28本を約50メートル離れた土場まで運び出す体験もしたという。
 この日は、近隣の大窪小6年生と城南中3年生も卒業制作に参加。児童・生徒100人と保護者、森林組合職員ら50人が校庭に集まった。
 児童らはまず、竹べらを使って皮むきに汗を流した。ベンチは3本の丸太を横に並べた座面と、長さ50センチの2本を縦に重ねた足部分という構造のため、森林組合職員らの手を借りてかすがいを打ち込み、1基を完成させた。
 早川小の児童は「自分たちが作ったベンチが学校に残るのでうれしい」と話していた。