ID : 14652
公開日 : 2010年 1月 5日
タイトル
木材利用促進法案を提出へ 農相、学校など公共建築
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新聞名
sannichi.co.jp
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news2.php?genre=Politics&newsitemid=2010010501000387
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元urltop:
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写真:
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赤松広隆農相は5日の記者会見で、国内林業活性化のため、学校や自治体の庁舎など公共建築での木材利用を促進する法案を通常国会で提出する方針を明らかにした。 赤松氏は「罰則があるかどうかは別として(公共建築物での木材利用に)事実上縛りを掛けることになる」と説明。「10年後の国産材自給率50%以上」とする政府の目標達成を後押しする考えだ。 赤松氏は「せっかく戦後、植林した良い木があっても、輸入材に頼っている。本当にそれで良いのか」と強調。「役場や学校で法的に造ってもらうようにすればよい。受け皿がないのに木を切り出しても成り立たない」として、主に低層の公共建築物を対象に、木材利用の受け皿とする考えを示した。 赤松氏は「子どもたちがコンクリートの冷たいところではなく、木の暖かいところで育つのでは違う」とも述べた。