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ID : 14642
公開日 : 2010年 1月14日
タイトル
日高川町~龍神林道新設工事大詰め
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新聞名
日高新報
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元URL.
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2010/01/post-1539.php
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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県が平成3年度から進めている森林基幹道白馬線(スーパー林道)の新設工事は、本年度分で全面開通まで残り3㌔を切り、24年度の供用開始へいよいよ大詰めを迎えている。日高川町室川峠から奈良県との県境を走る高野龍神スカイラインに連結する東西線。林業発展のほか、新たな生活産業道、災害時の迂回路などとして完成が待たれている。
 スーパー林道は、平川地内の県道広川川辺線から田辺市龍神村龍神地内のスカイライン(護摩壇山の北)まで白馬山地尾根沿い50・7㌔、幅員4・5㍍から5㍍の道路。総事業費約97億円で23年度まで21カ年計画で進められている。  工事は延長が長いため14工区に分けて行い、昨年度までで48・3㌔を新設・改築(もともと林道があったところを改修)、うち46・9㌔の舗装を済ませている。本年度は約1億4000万円をかけ中津地区と広川町の境にある長者ヶ峰周辺1㌔で新設、0・5㌔で舗装、八軒道―高津尾川間0・6㌔で舗装工事を進め、すでに八軒道の工区は終了。長者ヶ峰周辺から終点のスカイラインまで約41㌔が全面開通している。県工事は長者ヶ峰周辺工区1・4㌔の開設、2・7㌔の舗装を残すだけで、日高川町や広川町など関係自治体では供用開始に向けて間もなく道路と法面の補修工事に取り掛かる。  白馬山地は豊富な森林資源に恵まれながら、林道の整備が未発達で貴重な資源を生かすことができなかった。林道の開設は、本線を軸とした森林路網の発達を促すこととなり、施業の効率化や紀州材の安定供給体制の確立など林業活性化への効果は大きい。さらに日高地方から龍神方面や京奈方面へのアクセス道、白馬山地尾根沿いに計画がある風車事業の運搬作業道としても期待されている。
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