ID : 14557
公開日 : 2009年 12月28日
タイトル
森林資源活用は栗原から 木材会社などが地域づくり組織
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新聞名
河北新聞
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091228t12022.htm
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元urltop:
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写真:
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化石燃料に代わるエネルギーとして森林資源を活用し、環境配慮型の地域づくりを進めようと、宮城県栗原市の木材加工会社「栗駒木材」とNPO法人「くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所」などが「みやぎバイオマスネットワーク」を設立した。
設立総会は19日に同市で開かれ、約10人が出席した。間伐材を原料する固形燃料「木質ペレット」やまき、炭などの木質バイオマスエネルギーをPRするイベントを来年2月に栗原、仙台両市で開くことを決めた。森林をテーマに木材関連業者と語り合う場を設ける方針も確認した。
運営委員長には研究所の佐々木豊志代表が就任。「自然エネルギーを用いた生活に目を向ける人を増やし、会員を募りたい」と語った。
副委員長になった栗駒木材の大場隆博さんは「木はごみを出さない。おがくずもエネルギーとして商品になり得る。山を通じて循環型社会を実現し、地域活性化につなげたい」と述べた。
森林資源の活用は、国の「地方の元気再生事業」に採択された研究所のプロジェクトの一つとして行われる。