ID : 1560
公開日 : 2006年 8月27日
タイトル
木の学びやで日本文化学んで 京大、間伐材生かし国際交流施設
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082900197&genre=G1&area=K1D
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元urltop:
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写真:
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京都大吉田キャンパス(京都市左京区)の本部構内に、研究林のスギの間伐材を使った国際交流施設「国際セミナーハウス」が完成。29日、完成披露式が行われた。木の香りとぬくもりを感じてもらいながら、留学生に日本文化を学んでもらう。
京大などが開発した間伐材のフレームを組み合わせる新工法「j-Pod」で建設。京大和歌山研究林(和歌山県有田川町)のスギを間伐して建材とし、外壁や内装、カウンター。ロールスクリーンなどにもスギを用いた。吉田キャンパスでの「j-Pod」建設は2棟目。
ハウスでは、ハーバード大、スタンフォード大などで構成する「京都アメリカ大学コンソーシアム」で日本に留学した学生が、京大生とともに古典文学や政治思想史など日本研究の授業を受ける。
式に出席した尾池和夫総長は「木の香りや木目、手触りなどを五感で感じながら、日本文化を学んで欲しい」と話していた。