公開日 : 2009年
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タイトル
アブラヤシ栽培、森林焼き大量のCO2 .
新聞名
TBS News
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元URL.
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4302865.html
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元urltop:
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写真:
動画も見ることができました .
バイオ燃料としても注目されているアブラヤシの栽培のために、インドネシアなどの森林が焼かれたことによって、2008年に日本の温室効果ガス排出量の1年分に匹敵する量の二酸化炭素が大気中に放出されたことがわかりました。 オランダに本部がある国際湿地保全連合がまとめた報告書によりますと、アブラヤシ栽培のための農地開発で、泥炭地とよばれる湿地帯とその上に広がる森林が焼かれたことによって、2008年だけでおよそ13億トンの二酸化炭素が大気中に放出されたということです。これは日本の温室効果ガス排出量の1年分に匹敵する量です。 泥炭地は、落葉などの植物が水分の多い土の上で分解されずに堆積したもので、農地開発のために排水され燃やされると、大量の二酸化炭素が放出されます。 報告書によりますと、泥炭地の焼失による2008年の二酸化炭素の排出は、インドネシアを筆頭に、ロシア、中国、アメリカ、フィンランドなどが多く、1990年に比べると、途上国を中心に世界全体でおよそ2割強増えています。 二酸化炭素の吸収源ともなる森林の保護は、コペンハーゲンで行われているCOP15でも重要な議題となっています
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