ID : 13987
公開日 : 2009年 11月12日
タイトル
東京電力:2012年に木質バイオマス燃料混焼発電を実施
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1111&f=business_1111_148.shtml
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元urltop:
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写真:
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東京ガス <9531>は、常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)において、同社では初となる石炭と木質バイオマス燃料の混焼による発電を行うと発表した。2012年度の運転開始を目標に、今後、1号機に木質バイオマス燃料の受け入れ・運搬・貯蔵設備を建設し、2011年度より試験運用を始める。
同社が使用する木質バイオマス燃料は、主として海外の林地残材や製材所などから出る未使用の木質原料を圧縮成型しペレット状にしたもの。約3%の割合で既設の石炭コンベアに投入して石炭と混ぜ、微粉炭機で粉砕後、混焼する。年間約7万トンの木質バイオマス燃料の使用が見込まれており、それによるCO2削減効果は、試算で年間約11万トン。これは、一般家庭約2万世帯分の年間CO2排出量に相当する。また本計画は、RPS法による再生可能エネルギーの導入義務量達成に向けた取り組みのひとつでもある。2013年12月以降に営業運転開始を予定している2号機においても、1号機の実績をもとに、木質バイオマス燃料混焼発電を導入していく計画だ。