ID : 1484
公開日 : 2006年 8月15日
タイトル
林業局「中国は周辺国の森林を違法伐採していない」
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新聞名
人民網日本語版
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元URL.
http://www.people.ne.jp/2006/08/16/jp20060816_62264.html
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元urltop:
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写真:
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国家林業局の曹清堯報道官は15日、中国が木材の違法な輸出入を行い、周辺国の森林を不当に伐採しているとの見方を否定した。曹報道官の発言の主な内容は次の通り。
森林資源の保護と発展は、世界各国が共同で担う責任であり、一つの国や地域だけの責任ではない。中国政府は一貫して国際的な共同責任を履行し、違法な伐採や木材輸入に反対し、断固として摘発を進め、木材輸入を厳しく管理・制限してきた。輸入管理に関する法律・法規を改善し、法執行(エンフォースメント)を強化したほか、周辺国との連携システムを構築し、木材密輸を共同で取り締まっている。
中国は木材の伐採・加工で一部の国と協力している。これらはいずれも政府間、企業間、民間の各レベルにおける正式な協力事業であり、法的な保護を受けるべきものだ。中国の林産品の主な輸入国は、ロシア、米国、インドネシア、カナダ、日本などがある。
中国は自国の資源を保護すると同時に、木材生産拠点の建設を進めている。第10次五カ年計画(2001~05年)期間中の造林面積は約3106万ヘクタールに上り、05年にはうち約310万ヘクタールを重点プロジェクトによって造林した。木材生産拠点の建設と植林措置を強化して、木材の生産量と生産効率を向上させることで、木材需要問題の全面的解決が可能になる。
関連国が自国の木材伐採をしっかりと管理し、違法な木材貿易を根本から断つことを願う。(