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ID : 1465
公開日 : 2006年 8月 9日
タイトル
2006年8月10日更新
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060810001.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 富山市の婦負森林組合が出荷する間伐材が、割りばしの材料として中国に輸出され、年内にも製品として「逆輸入」される見通しとなった。近年は木材価格の低迷で間伐しなかったり、間伐しても山に放置されるケースが多く、森林の荒廃や流木の原因になっている。同組合は、割りばしの生産が軌道に乗れば、間伐材の需要増と森林の保全につながると期待している。 婦負森林組合は昨年度、スギなどの間伐材を中心に千三百二十九立方メートル出荷した。一方、細かったり曲がるなどして価値が低い間伐材は、出荷しても採算が取れないため、出荷量の二―三倍の間伐材が山に放置されている。市森林政策課によると、採算が合わずに間伐されない森林は全体の約75%に上っている。
 こうした現状から、富山市の割りばし製造販売業「クワシマ」が昨年九月、環境への配慮をアピールする狙いを込めて、地元組合の間伐材を使った割りばし作りに乗り出した。同社は十年以上前から中国の自社工場で割りばしを製造しており、現在はロシアから木材を輸入しているが、材料費は上昇傾向にあるという。
 同社は富山からの間伐材を徐々に増やし、現在は毎月八十立方メートルを加工して製品をストックしている。富山の間伐材は、雪の重みで曲がっているケースがあるが、割りばしには十分使用でき、強度も問題はない。スギ製の割りばしは奈良県でわずかに生産されているだけで、他の製品との差別化を図って売り込みたい考えだ。
 婦負森林組合の北山虎雄組合長は「地元産材の消費が増え、低迷する業界が浮上するきっかけになるよう期待したい」と話している。
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