ID : 13746
公開日 : 2009年 10月28日
タイトル
木質燃料:うるまに工場完成 国内で最大級
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20091027rky00m040003000c.html
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元urltop:
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写真:
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バイオ燃料の一種、木質燃料ペレットの製造工場が、うるま市のバイオマス再資源化センター(前堂正志社長)にこのほど完成し、26日午後、同社で落成式が開かれた。製造工場は国内最大級で県内では初めて。廃木材などが原料となるため、再資源化が推進され、二酸化炭素(CO2)排出削減による温暖化防止も期待されている。
工場は平屋建て2119平方メートルで、(1)原料の貯蔵(2)ペレット製造(3)製品出荷-の三つのエリアからなる。1日当たり66トンの生産能力を持ち、同社は年間約2万トンの製造を計画。県内の石炭火力発電所などで代替燃料として使用した場合、年間約4万トンのCO2が削減されるという。
現在、県に業務許可を申請しており、認可されて原料を確保次第、本格稼働することにしている。
落成式には安里カツ子副知事や高柳充宏沖縄総合事務局農林水産部長、栄野川盛治うるま市副市長ら多くの関係者が出席。具志川かっしん太鼓による演奏やテープカット、工場見学などが行われた。
式典で前堂社長は「県のバイオマス資源の活用、環境やCO2削減に貢献し、地域に愛される施設として頑張っていきたい」とあいさつした。