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ID : 13625
公開日 : 2009年 10月19日
タイトル
日本製紙、未利用木材の紙資源への活用に関する協定を締結
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新聞名
エクール
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元URL.
http://www.ecool.jp/press/2009/10/post-374.html
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元urltop:
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写真:
 
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未利用木材の紙資源への活用に関する協定を締結~静岡県の企業と森を繋ぐ「ふじのくに森の町内会」を構築~
日本製紙株式会社は、本日、当社富士工場(工場長:八巻眞覧)と静岡県環境局、しずおか豊かな森づくり推進会議(注1)との間で「未利用木材の紙資源への活用に関する協定」を締結しました。この協定は、3者が連携、協力し、未利用木材の紙資源への活用を進め、間伐を促進することが目的です。昨今の木材価格の低迷により、間伐費用が捻出できず間伐が行われなかったり、間伐が行われた場合でも、伐採された木材が林内に放置されているのが現状です。そこで、紙を使用する企業が「間伐に寄与する紙」を購入することで間伐に係る費用を負担し、間伐を促進する新たな仕組み「ふじのくに森の町内会」を、当社と静岡県で構築しました。「ふじのくに森の町内会」は、環境NPO「オフィス町内会」が2005年から運用している「森の町内会(注2)」をベースに、下記の特徴を加えた仕組みです。
「ふじのくに森の町内会」の特徴1. 地産地消静岡県内の森林所有者から切り出された間伐材を、間伐材チップとして同じ静岡県内にある当社富士工場が購入し、紙の原料とすることにより、地産地消で地域に根ざした循環型社会の実現を目指します。
2.「間伐に寄与した紙」から「間伐に寄与する紙」へ先に間伐を行う「森の町内会」と異なり、紙の販売を先行して行い、その販売量と同重量の間伐を行います。従って、紙の販売に付加した間伐促進費が先に確保され、間伐がより確実に促進されることとなります。
注1)しずおか豊かな森づくり推進会議林野庁の推奨により全国組織として設立された「美しい森林づくり全国推進会議」の静岡県版。企業、団体、森林所有者、地域住民等の連携により、森づくりを推進することを目的に、平成20年8月に設立された任意団体。注2)森の町内会間伐材と同じ重量の紙を「間伐に寄与した紙」として間伐促進費を付加して販売し、その紙を「間伐を支援する企業」が環境貢献として使うことで間伐を促進し、森林の育成を支援するもの。
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