ID : 13382
公開日 : 2009年 9月29日
タイトル
住友林業、CFP表示でCO2削減促進-インドネシアのパーティクル板
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520090930cdak.html
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元urltop:
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写真:
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住友林業は29日、インドネシアの関連会社が製造するパーティクルボード(PB)について、原料調達から廃棄・リサイクルまでに排出される二酸化炭素(CO2)を表示するカーボンフットプリント(CFP)の自
主表示を10月に開始すると発表した。表示されたCO2排出量をもとに一層の排出量削減を推進する。
インドネシア企業による木材製品のCFP表示は初めてという。
PBは破砕した木片を成型熱圧した木質板。資源の有効利用を目的として、林地の残材や廃材、自主植林木を活用している。
すでに2008年に製造工場で木質バイオマス発電を導入し、CO2排出量を1立方メートルあたり51・7キログラム削減した。
同社は06年から東京農工大学と共同で、製品のライフサイクルアセスメント調査を実施している。
CFP表示は同社子会社の住友林業クレスト(東京都千代田区)が製造する国産材合板に続き、第2弾となる。