ID : 13333
公開日 : 2009年 9月27日
タイトル
県産材新築木造住宅に補助
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090927-OYT8T00353.htm
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元urltop:
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写真:
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県が方針 一戸あたり30万円
県は、県産材を一定の割合以上使って新たに木造住宅を建てた場合、1戸当たり30万円を補助する制度を設ける方針を固めた。開会中の県議会9月定例会に提案した補正予算案に、「とちぎ材エコ住宅緊急支援事業
費」約3000万円を盛り込んだ。
県産材の利用拡大につなげるとともに、不況で住宅着工自体も前年割れが続いているため、経済対策としての狙いもある。木材は成育する間に二酸化炭素(CO2)を吸収するため、木造住宅は環境負荷が小さいこと
もアピールする。
補助の対象となるのは、県産材を、柱やはりなど住宅の骨格となる「構造材」に60%以上使った新築の木造住宅。対象は100戸を想定している。補正予算案が可決されれば、11月頃から募集を始める予定だ。
県は林業関連団体が行っている住宅向け県産材を無償提供する事業に補助を行ってきたが、家庭に直接補助するのは初めて。県内の住宅新規着工のうち、木造の割合は6割程度で全国平均より高いという。