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ID : 13129
公開日 : 2009年 9月 6日
タイトル
西アフリカの人達を支援する会 植林が飢餓を減らす
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090907ddm016040018000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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 <水と緑の地球環境>
 4年前、ギニアを訪れた際、村の長老から「見せたいものがある」と声をかけられた。植林活動を支援していた土地から、チョロチョロと水がわき出ていた。事務局長の野澤眞次さん(77)は「6年かけて育てた森の貯 水機能で、半世紀前に枯れた泉がよみがえった」と振り返る。
 西アフリカには、世界の最貧国が集中する。貧困の主な原因は、熱帯林の伐採と焼き畑農法による土地の荒廃だ。伐採された木材は、第二次世界大戦後の欧州の復興に使われた。企業の農業技術者として活躍してき た野澤さんは「先進国の資源の大量消費が途上国の環境を破壊し、そこに住む人の生活を脅かしている。森づくりを通じて貧困解消を支援したい」と痛感。そこで設立したのが「サパ=西アフリカの人達を支援する会」だ った。西アフリカ諸国の水源地であるギニアの植林活動に取り組んできた。
 植林とともに土作りにこだわる。廃棄されるアブラヤシのしぼりかすで有機肥料を作り、コメなど農作物の収穫を倍増させた。03年からはマラリア対策で蚊帳を配布している。一方で、最近は日本の政府開発援助(OD A)で、農薬を糸に練りこんだ蚊帳が配られているという。「農薬は子どもの健康に影響を与える恐れがある。蚊の侵入防止は普通の蚊帳で十分」と訴え、農薬蚊帳の配布中止を求める。
 農業が定着したギニアの村では飢餓が減り、人々に笑顔が戻った。今年から、ギニアの隣国、ギニアビサウで植林活動を支援する。活動の手本になったのは、江戸時代の川越藩(現在の埼玉県)が不毛の地への植林で 食糧確保に成功した、という史実だ。「日本の技術や歴史が、世界の貧困解消に生かせるのです」と目を輝かせた。【永山悦子】
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 98年設立。ギニアで再生した森林は238ヘクタール。02年にアフリカ初の有機肥料生産技術研修センターを建設、国連食糧農業機関とも提携した。西アフリカを紹介するカレンダーを毎年発刊する。問い合わせは事 務局(03・3237・7022)。
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