ID : 13015
公開日 : 2009年 8月29日
タイトル
もりもり元気な森 宇佐市で活動報告会
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新聞名
大分合同新聞
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元URL.
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125159438241.html
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元urltop:
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写真:
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県が2006年度に導入した森林環境税を活用した活動事例報告会が、宇佐市の宇佐文化会館であった。
森林環境税は森林を県民総参加で守り、育てることを目的に導入。一定の所得がある県民と法人を対象に徴収している。報告会は県民に同税への理解を深めてもらおう―と、県が初めて開催。県北や国東半島地域か
ら商工業者や教育、行政関係者ら約120人が参加した。
二宮誠一郎県北部振興局長が「森林環境税を使ったさまざまな事業が実施され、森林づくり活動が広く県民に広がってきている」とあいさつ。管内の1企業4団体が活動事例を報告した。
ふるさとの自然を育てる会(豊後高田市、河野正春代表)は、子どもの森整備事業で取り組んでいる「美しい森ふれあいの山里づくり」を紹介。原生林の環境保全やモミジ、花木の植栽をしながら進めている遊びの森づく
りや遊歩道の整備などを説明した。
県によると、同税の活用事業でこれまでに間伐など694ヘクタールの森林整備が進み、NPOなどが企画した森林づくりに延べ約3万3千人が参加―といった成果が上がっているという。