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三菱製紙株式会社 <3864> は、新たに福島県と青森県の社有林にてFSC森林認証を取得している。
三菱製紙は環境憲章で「資源の保護・育成と植林木の活用」を掲げ、環境に適切な森林の保護・育成を推進する手段として「FSC森林認証の取得」に取り組んでいる。今回の認証取得により、三菱製紙グループ国内社
有林のFSC認証面積は、すでに岩手県岩泉町グループ認証林の一部として取得している社有林を合わせ968ha。なお、三菱製紙の国内社有林の総面積は約3,400haとなっている。
国内森林の荒廃が問題となっている昨今、森林を管理することの必要性が提起されているが適切な森林管理について一般に知られていないのも現状だ。当社はCSR活動の一つである「エコシステムアカデミー」の中
で、社員を含む一般ユーザーにも適切な森林管理を経験してもらうことも検討している。
この「エコシステムアカデミー」は、“森のめぐみ"をテーマに、森の生態系から木を使ったものづくりまでを視野に入れた環境教育。生物多様性保全や地球温暖化防止について、森林保全の面から理解してもらうことを
主な目的としている。
三菱製紙は現在、福島県西郷村の社有林と関連施設を中心に整備を進めている。今後もこのような適切な森林管理の必要性、重要性をユーザーに伝えていく担い手になるべく事業を推進していく構えだという。++/d
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