ID : 12876
公開日 : 2009年 8月17日
タイトル
森の妖精、かわいくできた 浜松市中部中生徒らが廃校活用しアート合宿
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090810/CK2009081002000195.html
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元urltop:
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写真:
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天竜区龍山で 国民文化祭の作品作り 浜松市天竜区龍山町の旧龍山北小学校で8、9の両日、この秋開催される「第24回国民文化祭・しずおか2009」に向けたアート合宿が開かれ、子どもたちが出展作品
作りに励んだ。
同市中部中学校(中区)が国文祭キッズチャレンジ部門の「創造支援工房しずおか」事業に参加申請し、審査を通って参加が決まったことから今回のアート合宿を企画。美術部を中心に同校生徒11人、呼びかけをして市
立高校の生徒7人、一般市民からも親子1組が参加した。
「森を守る神」をテーマに造形作品の制作を通して自然環境の大切さを考え、市民にアピールするのが狙い。廃校後の学校建物の活用も兼ねて同校を合宿先に選んだ。参加生徒らは段ボール紙や間伐材などを材料に
8日から制作を始め、隣接する永源寺の協力で夜は寺に1泊した。
中部中の生徒らは間伐材を骨組みに段ボール紙を張り、絵の具で色づけして高さ約2・5メートル、胴回り約3・6メートルの造形物を制作。いずれも2年生の伊藤悠美さん、西沢暁灯さん、木下佳子さんの3人は「難しく考
えず楽しんでやれた」「段ボール紙を切って200枚ぐらいの羽を作ったのが大変だった」「森の妖精のかわいさを色で表現した」などと声をそろえ、仕上がりに満足そうな表情を見せた。
今回は参加者が3つの作品を完成、国文祭期間の10月24日から11月8日までクリエート浜松で展示を予定している。