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ID : 12689
公開日 : 2009年 7月29日
タイトル
ユニークなドーム、使い道多彩  京北に完成 間伐材など活用
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009072900038&genre=K1&area=K1H
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元urltop:
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写真:
 
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商品価値の低い間伐材や、細いたる木を活用して、簡単に組み立てられる小型のドームがこのほど、京都市右京区京北下中町の府立ゼミナールハウスにお目見えした。工夫次第でさまざまな使い道があり、 遊び心もはぐくむ。
 このドームを考案したのは、元鳥取環境大教授(造園)の吉村元男さん(71)=左京区=。作り方はまず、間伐材や、たる木で三角形を組み立て、それをボルトでつなぎ合わせてドーム型の構造物にする。今春には実用 新案登録もした。そこにテントをつければ、雨もしのげる。物置き施設、遊び場、展示場、店舗などに使える。
 吉村さんは、普及を目指してモデルドームの組み立てを計画。同ゼミナールハウスが、集客にもなる、と受け入れた。今回は京北森林組合から府内産材のたる木を購入、一辺が約2メートルの正三角形10個と、長辺約 2メートル、短辺約1・9メートルの二等辺三角形30個を作った。
 これを一辺につき2本のボルトでつなぎ合わせる作業は吉村さんを含めて3、4人で行い、1日で完成した。今回は高さ3・5メートル、底辺の直径7メートルのドームだが、材料の木の長さを変えれば、より大きな構造に もできる。
 「ガイアの家 森の劇場」と名付けており、吉村さんは「地元産の木を活用することで、森、林業に親近感を持ってもらえれば」と期待。同ゼミナールハウスの吉田均理事長は「いろいろな文化活動の場にも利用できる」と 、森の劇場を使った催しなども計画している。
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