ID : 12650
公開日 : 2009年 7月23日
タイトル
フットパス、9月一般開放 平取の官民組織が整備中
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/178969.html
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元urltop:
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写真:
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町の面積の大半を占める森林を活用して都市部との交流人口拡大に取り組んでいる官民合同の団体「平取町地域資源活用再生協議会」(佐々憲一会長)が、町内でフットパスの整備を着々と進めている。8月
中に準備を終え、9月にも一般に開放する。(舘山国敏)
同協議会は町おこしグループ「やっ太郎会」と町農協、町商工会、町、日高支庁の5団体で構成。5年計画で、フットパスの整備や木材を活用した体験学習などを行うことにしている。
フットパスは岩知志の民有林に、初級、中級、上級の3コースをつくり、無料で楽しんでもらう。本年度は初級コースを整備する計画で、草刈りや間伐材で作ったウッドチップを敷き詰める作業などを行っている。
コースは町所有のキャンプ場「ニセウ・エコランド」発着の約2・5キロ。平たんな道を散策し、森林浴ができる。
山の手入れと水質浄化を目的に、間伐材を使った炭焼きも進めている。今月4、5の両日と18~20日の2回、仁世宇地区で間伐作業を行い、切り出した樹木で炭を作った。炭の一部は水質浄化のためホタルがいる沢
に入れた。秋には一般の参加者を募り、間伐と炭焼きを体験してもらう。
協議会事務局は「フットパスコースは将来は、山菜やキノコ採りもできるようにしたい。魅力をアピールして都市部の人を呼び込みたい」としている。