ID : 12498
公開日 : 2009年 7月13日
タイトル
バイオマス普及へ連携 環境団体や業者が美浜で会議結成
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090712/CK2009071202000004.html
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元urltop:
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写真:
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木質燃料などの有機性資源バイオマスに着目する県内の業者や環境団体が11日、美浜町新庄の「森と暮らすどんぐり倶楽部(くらぶ)」に集まり「バイオマス会議」を結成。各団体が連携してバイオマスの普
及に取り組んで行くことを申し合わせた。12日には、同会議の代表者や具体的な活動内容を決める。
まきや木炭、植物油などのバイオマスの活用は、二酸化炭素の排出削減などにも貢献する。県内のまきストーブやペレットストーブの業者、特定非営利活動法人(NPO法人)など関係7団体が連携を模索していた。
この日は、各団体の代表者やバイオマスに関心を寄せる業者ら約20人が出席。どんぐり倶楽部の松下照幸代表(61)が会議の結成を提案し、出席者が拍手で賛同。参加団体の代表者らがそれぞれの取り組み内容を
発表した。
席上、池田町のストーブ製造販売業者はまきストーブなどの製品を紹介。福井市のNPO法人は、かつては県内で盛んに利用されていた木アブラギリを再生するプロジェクトを説明した。
松下代表は「バイオマスの普及は林業や山間地域の活性化にもつながる。今後参加団体を増やすなど活動の輪を広げていきたい」と話していた。