ID : 12494
公開日 : 2009年 7月13日
タイトル
亀山市独自で間伐補助林業活性化へ搬出費用など
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20090711-OYT8T00169.htm
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元urltop:
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写真:
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林業活性化へ搬出費用など
亀山市は、市内の民有林で伐採された間伐材の搬出や作業道開設にかかる費用などの一部を支援する「利用間伐補助制度」を始めた。国や県の造林補助制度に加え、さらに補助を上乗せして市内の林業を活性化さ
せるのが狙いで、こうした取り組みは県内では初めて。
同市内の森林面積は全体の64%に及び、ほとんどが民有林で占められている。しかし、輸入材による材木の価格下落や林業の担い手不足などから森林が放置され、適正に整備されていないケースが目立っていると
いう。
同市の補助制度は3項目からなり、国と県が85%を補助している間伐材の搬出について、さらに12%分を負担する。間伐作業に伴う作業道路(事業予定約2500メートル)建設と間伐材を市場へ搬出する事業(同210
0立方メートル)でも、同様に補助を上乗せし、山林業者の負担を軽減する。
今年度分として、約1500万円を6月補正予算として計上、今月から申請の受け付けを開始した。同市ではこれまでスギやヒノキなどの間伐を年間5~10ヘクタールで行っているが、今回の制度導入で、年間40ヘクタ
ール以上に拡大したいとしている。