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ID : 11796
公開日 : 2009年 5月22日
タイトル
ヘッドラインニュース
新聞名 盛岡経済新聞
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元URL.
http://morioka.keizai.biz/headline/456/
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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オーストラリアの野球クラブ選抜チーム「オーストラリアン・プロヴァンシャルチーム」が5月13日から、国際親善と文化交流を目的に来盛。親善試合やアオダモの木の植林を通じて、県内野球関係者や地域の 子どもたちらと交流を深めている。
 交流の元になったのが、紫波町でスポーツ店を営む原修さんが8年にわたり一人で続けてきたアオダモの木の植林活動。アオダモの木は、野球に欠かせないバットの主要な木材として知られるが、近年このアオダモの 木が世界的に枯渇していることを憂慮した原さんは、8年ほど前から私財を投じて植林を続けてきたという。その数、1万5,000本。
 その地道な活動に共感したのが盛岡市出身で、今回顧問として同チームを率いるデニー丸山(本名=丸山傳)さん。丸山さんは15歳で仕事のために盛岡を離れ、20代半ばでオーストラリアに移住。その後、オーストラ リアの野球振興に尽力し、現在はオーストラリア野球連盟環太平洋開発部に所属。さらに「デニー・マルヤマ野球基金」(NPO法人)の代表として、選手育成や日豪の交流活動を通じた中で原さんと出会い、今回の交流事 業を実現した。
 来盛した選抜チームの選手らは同日、今年4月に発足した「岩手のアオダモを育てる会」や県内野球関係者らが盛岡市内のホテルで開催した親善パーティーに出席したほか、17日には岩手県営野球場で行われたアオダ モの木の植樹祭に地元の小中学生らと共に参加した。
 チームは19日に新潟、20日に前橋(群馬県)、21日に中野(長野県)など国内各地で交流試合を行い、31日にオーストラリアに戻る予定。
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