ID : 1190
公開日 : 2006年 6月13日
タイトル
森林保全の必要性を実感
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/12_kenh/2006_2/06_15/kenh_top2.html
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元urltop:
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写真:
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(社)津久井青年会議所(小嶋理史理事長、以下JC)では、6月第一例会として、津久井中野地域の山林(津久井町中野1191付近)の現地調査、間伐等の森林整備を6月11日に行った。
これは、近年社会問題となっている森林をテーマに、今年の津久井JCのテーマでもある「郷(つくい)」の森林に対する認識向上や関わり方、自分たちに何ができ、本当は何をしなければならないのかを探し出すことを
目的に行われるもの。
当日はあいにくの雨となったが、津久井JCメンバーを始め、協力に訪れた相模原JCのメンバー約25人が、カッパを着て午前9時半過ぎから現地調査を開始。(社)かながわ森林づくり公社の森林インストラクターの指導
のもと、森林の現況把握や有効な間伐の仕方などを教わりながら、森林の環境整備を行った。
また、午前11時半からは津久井合同庁舎で、県森林部職員を講師に招いての講習会を実施。昭和61年の大雪の影響により木が倒れた影響が今も残っている状況や、林業で生計を立てる人が少なくなり、手入れが行き
届かなくなっていることの説明を受け、水源保全には森林整備と密接なつながりがあることを学習した。
小嶋理史理事長は、「今回実際に山林に入ることにより、荒れた山の状況や手入れの必要性を実感しました。また、水源を守るには森林整備が重要であることが改めて再認識させられました」と話している。