ID : 11743
公開日 : 2009年 5月19日
タイトル
木質バイオマス熱供給施設 22日に住民見学会
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20090519-OYT8T00009.htm
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元urltop:
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写真:
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間伐材や建築廃材を砕いた木質チップを燃料にした松阪市嬉野新屋庄町の「木質バイオマス熱供給施設」の見学会が22日開かれる。
施設を管理する「松阪木質バイオマス熱利用協同組合」(辻保彦・代表理事)が24時間体制で運営し、今年1月17日から稼働しており、発生させた熱エネルギーは、隣接する食料油製造会社「辻製油」と「明治油脂」に
販売している。従来、燃料として使っていた重油よりも、二酸化炭素の排出が抑えられるという。
施設は、同組合が、林野庁の国庫補助事業「林業・木材産業構造改革事業」の指定を受け、総事業費約10億4000万円のうち、約4億6000万円を国と県の補助を受けて建設された。
木質チップを貯蔵する「原料ヤード」と木質チップを燃焼させた熱で水を熱して水蒸気を発生させる「流動層ボイラー」で構成。1日あたり最大で115トンの木質チップで、1時間あたり最大約18トンの水蒸気を発生さ
せる能力を持つ。
見学会は地元住民対象で、22日午前10時~11時。問い合わせは同組合(0598・30・4811)。