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ID : 11569
公開日 : 2009年 5月 1日
タイトル
千年の杜植樹祭:緑豊かな環境を子孫に 力士など参加
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090430ddlk14040123000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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力士や市民参加
 秦野市落合の国立病院機構「神奈川病院」で29日開かれた「千年の杜(もり) いのちの森づくり」(同祭実行委主催、毎日新聞社など共催)。参加した大関・日馬富士関ら伊勢ケ浜(元横綱・旭富士)部屋の力士や公募の 市民ら約1000人は、アカガシやスダジイなど41種類計約8000本の苗木を植えながら「緑豊かな環境を子孫にしっかりと残していこう」との思いを込め、緑の再生を誓い合った。【澤晴夫】
 同病院では昨年10月、敷地内の約5000平方メートルにわたる樹木を市に無届けで伐採、斜面の地肌が露出する状態になっていた。このため、地元住民や同病院、出雲大社相模分〓(ぶんし)らで実行委員会を作り、 森林を復活させることにした。植樹祭実施には国土緑化推進機構の「ローソン緑の募金」を活用した。
 約8000本のうちアラカシなど約1600本の苗木は地域の人たちが周辺の森などでどんぐりを拾い、種から育てたもの。3月下旬から延べ320人のボランティアが植樹地の整備をして、この日を迎えた。植樹を前に宮 脇昭・横浜国大名誉教授が植樹する苗木の名前や土のかぶせ方などを指導した。
 同市内の会社員、下田貴長(たかひさ)さん(35)は、長男晄生(こうき)君(4)と2人で参加。「子どもとともに植えた木の成長を見守っていきたい」と話していた。
 ◇音響電源は太陽光発電
 今回の植樹祭は、開会式などの音響電源をすべて太陽光発電でまかなうなど、環境への配慮をさらに進めた「エコ植樹祭」となった。
 太陽光発電では、音響メーカーの田口製作所(横浜市)が自社開発の発電システムを無償提供し、会場近くの同病院テニスコート前に出力150ワットの移動式ソーラーパネル(縦110センチ、横98センチ、重さ19キロ )を設置した。晴天にも恵まれ、一般電源と変わらぬ安定した音質だった。
 また、地元森林組合が同市内の丹沢山系の人工林で間伐したスギ、ヒノキ材を安価で提供、くい750本を作製して土留め用に活用したほか、実行委メンバーや地元ボランティア団体が同市寺山の人工林に侵入して広 がった竹約2000本を伐採し、土留め用の竹柵に活用したり、竹ぐい3000本を製作して縄止めに使った。
 実行委世話人の出雲大社相模分〓の草山清和分〓長は「こうした植樹祭を広め、生き物が共生できる環境を子供たちに残してやりたい」と話した
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