ID : 11554
公開日 : 2009年 4月30日
タイトル
MyMaiTree:あすを植えよう 緑の少ない豊島区に425本植樹
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090429ddlk13040216000c.html
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元urltop:
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写真:
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豊成小児童300人、宮脇名誉教授の指導で--学校の森事業第1弾
市区町村別では人口密度が日本一で、1人当たりの公園面積も23区最少の豊島区は、区立小中学校計31校に木立を整備する「学校の森」事業の第1弾として28日、区立豊成小で植樹祭を開き、同校児童約300人が
、シイやカシなど42種類425本の苗木を植えた。
豊島区は昨年11月、1平方キロメートル当たりの人口密度が2万50人(05年全国平均同343人)で日本一の高密度都市となった。1人当たりの公園面積も0・76平方メートルと23区最少で、どれだけ緑があるかという
緑被率も23区内で下位に位置している。
同区では、限られたスペースを有効活用して「グリーンとしま」の再生を目指す方針。毎日新聞のマイマイツリー植樹キャンペーンを指導し、常緑広葉樹などの「混植・密植」方式で知られる植物生態学者の宮脇昭・横
浜国大名誉教授の指導のもと、5月8日までに区内31校の敷地内に約1万本の苗木を植樹していくという。
式典では、宮脇名誉教授が「コンクリートの多い豊島区で植えた『いのちの森』は、世界中のどこででも通じる。いのちの森を学校から世界に発信していきたい」と語った。
苗を植えた6年生の須山華帆さん(11)は「植えた木が大きくなって、みんなの二酸化炭素を酸素にしてくれるといい」と話した。松田悠衣さん(11)は「自分の植えた木は分からなくなるかもしれないけど、卒業しても大
きく育った木を見てみたい」と笑顔をみせた。