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ID : 11404
公開日 : 2009年 4月17日
タイトル
多摩川源流の間伐材活用 ヒノキの教室 桜本小に完成
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090418/CK2009041802000083.html
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元urltop:
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写真:
 
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 多摩川源流近くの森で切り出した間伐材を内装に活用した教室が、川崎市立桜本小学校(川崎区桜本)で完成した。間伐を促進し、多摩川の豊かな水をはぐくむ森林の荒廃を防ぐとともに、児童らの環境教 育にもつなげたい考えだ。
 間伐材は、市内の学校との交流もある山梨県小菅村のヒノキ。小菅村から昨年十二月、「学校で使ってみませんか」と提案があり、市教育委員会が初めて取り組んだ。
 改修費用は約二百七十万円。体育館内の教室一室(約六十平方メートル)を改修し、床や壁に利用した。児童らがイベントなどで使うほか、放課後などには地域にも開放する。
 森は雨水をため、きれいな水を生み出す役割もある。スギやヒノキなどの人工林は適切な間伐が必要だが、間伐材は安価な輸入材に押されがちで、手入れされずに荒廃していく森も多い。森や川を守る間伐材の有効 活用が狙いという。
 桜本小は東桜本小との統合に伴い、来年度に校舎を改修する予定。市教委は「今回をモデルケースとして、校舎で導入できるかコストなどについて検討したい」としている。
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