ID : 11252
公開日 : 2009年 4月 8日
タイトル
キャンパスに巨大な桶…三河杉の受水槽、サビずに水温保つ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090409-OYT1T00101.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学薬学部キャンパスに、直径4メートル、高さ3メートル74の木製受水槽2基がお目見えした。
ステンレス製などに比べ、製造過程での二酸化炭素排出量が3分の1程度で、将来もリサイクル可能などのエコ性能と、三河産の杉を使う地産地消が評価され、中部地方の大学で初めて採用された。
受水槽は2基で74トンの水道水をため、新築中の大学院研究棟が完成する8月から配水する。水槽といえば昔は木桶(おけ)だったが、今では樹脂やステンレス製が大半。しかし、水温が一定で、藻やサビが発生しない
木製の長所が見直されるようになった。組み立て法は、伝統とは逆に、先に底板を作り、側板をはめ込んでいくやり方。1基で98枚の側板が手際よく約2時間で組み立てられた。