ID : 11024
公開日 : 2009年 3月23日
タイトル
御嵩町の水源林保全へ里山づくり 官民が協定
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新聞名
岐阜新聞
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元URL.
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090324/200903240847_7456.shtml
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元urltop:
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写真:
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県、岐阜造園(本社岐阜市)、可児郡御嵩町による「企業との協働による森林づくり」の協定締結式が23日に県庁で行われた。今後5年間にわたり、同町西洞内の町有林14・66ヘクタールを対象に、「岐阜造
園・水土保全の森みたけ」を愛称とした里山づくりを実践する。
計画地は、町有林の隣接地に地元住民の飲料水、生活用水の水源地があるなど、地域社会に深くかかわっている地域。町有林内は湿地、人工林、広葉樹林など多様性に富んでおり、同社では自社の技術を生かせる場
所として選定した。若手社員30人が環境技術を生かしてヒノキ林の除伐、間伐、枯れ木の除去、広葉樹の植栽などに取り組む。
協定に合わせ同町、可茂森林組合、地元森林ボランティア団体・水土里隊が実行委員会を組織、同社の活動をサポートする。
協定式では小栗達弘社長、渡辺公夫町長、古田肇知事が協定書に調印した。小栗社長は「当社のノウハウを駆使し、多様な生物が生息する元気できれいな水源林づくりを目指したい」とあいさつ。渡辺町長は「安心でき
るパートナー」、古田知事は「水源林を守る里山づくりという新たなモデルとして楽しみ」と期待を込めた。