ID : 1088
公開日 : 2006年 5月28日
タイトル
宇治市内の保育所、幼稚園 間伐材で丸太砦など遊具製作
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新聞名
洛南タイムス
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元URL.
http://www.rakutai.co.jp/news/0529/001.html
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元urltop:
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写真:
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子どもの弾ける笑顔を見れば苦労も吹っ飛ぶ?!――宇治市の市立保育所で保育所技手が間伐材を活用した遊具を共同製作。近く2ヵ所の保育所に届ける。一方、太陽が丘(山城総合運動公園)では遠足に来
ていた市立幼稚園の園児にカブト虫の幼虫がプレゼント。大人の親指よりも太く成育した幼虫を手にした園児たちが得意満面の笑顔を浮かべた。
間伐材を活用した遊具製作は園児用テーブル(03年度)、飛行機(04年度)に次いで3回目の取り組み。市立保育所に勤務する保育所技手10人の共同製作で行っており、テーブルと飛行機は市内の公立保育所全てに設
置。
今回は丸太砦を大久保保育所、三角お山は西小倉保育所に近く届ける。
素材の間伐材は市森林組合が仙郷山で切り出したもの。うち約100本を譲り受け、皮むきや製材などの準備を進め、勤務先の保育所での作業の合間を縫って小倉双葉保育所で共同製作。
5月中の延べ3日間で高さ約1・8㍍、一辺約1・7㍍四方の砦と、ロープを使って斜面を登れるようにした高さ約1・6㍍、幅約2㍍の三角お山を製作した。
26日は仕上げの防水ペンキ塗りやボルトによる組み立てで仕上がり具合をチェック。一旦分解して、送り先の保育所で再度組み立てて完成する運び。
製作した遊具は保育所のリクエストをふまえたもので技手の一人の滝川智史さん(34)=西小倉保育所=は「丸みのある木は子どもたちが喜びます。間伐材の入手がスムーズにいけば、他の保育所にも遊具を届けたい