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ID : 10637
公開日 : 2009年 2月22日
タイトル
バイオトイレ:静岡のNPO、アンコール遺跡に提供へ 杉チップ、汚物浄化
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090223dde041040025000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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 環境問題に取り組んでいる静岡県三島市のNPO法人「グラウンドワーク三島」(GW三島、緒明実理事長)が、富士山など20カ所で使われている自己完結型「バイオトイレ」を、カンボジアの世界文化遺産「 アンコール遺跡」に提供する。同法人の渡辺豊博事務局長は「遺跡の環境保護に貢献し、杉の間伐材を活用するため日本の里山再生にもつながる」と話している。
 このバイオトイレは大阪府吹田市の建築設備会社「東陽綱業」(荒井清志社長)が開発した。杉の間伐材でつくった杉チップをトイレ内に入れると、そこに微生物が付き、し尿を窒素ガスと水に分解する。電力は必要だが 汚物を一切出さず、下水道がない地域の使用に適しているという。富士山では5合目の山小屋で稼働している。
 アンコール遺跡を管理するカンボジアのアプサラ機構とGW三島は07年2月、年間約100万人が訪れる代表遺跡「アンコールワット」にバイオトイレ1基を設置することで合意した。原価数百万円のバイオトイレは東陽 綱業が無償提供し、輸送費約100万円が募金で集まり次第、船便で送る。
 GW三島によると、アンコール遺跡にはトイレが11カ所あり、バキュームカーでし尿を処理場に搬出している。しかし、完全には処理しきれず、遺跡南側のトンレサップ湖に流れ込んで水質が悪化しているという。
 募金の問い合わせはGW三島(055・981・5421)。【
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