ID : 10604
公開日 : 2009年 2月19日
タイトル
下川町長「森林整備で雇用も確保」 「ニューディール」策定環境相と意見交換
.
新聞名
北海道新聞
.
元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/148222.html
.
元urltop:
.
写真:
.
地球温暖化対策を景気浮揚に結び付ける日本版「グリーン・ニューディール」構想の年度内策定に向け、斉藤鉄夫環境相は十九日、東京都内で上川管内下川町など全国の環境モデル都市、四市町の首長と意
見交換した。
小規模自治体の代表として招かれた下川町の安斎保町長は、間伐材などを利用した木質バイオマスを公共施設の暖房に活用する取り組みを紹介。「森林整備をしっかり進めれば雇用も確保できる」と国の支援を要望
した。
住宅用太陽光発電の普及に努める大阪府堺市の木原敬介市長は「太陽光発電による電力を高値で買い取る制度など、インパクトのある施策を」と求めた。斉藤環境相は各提案を「しっかり受け止め検討する」と話した
。年度末までに別の分野の識者の意見を聞き、構想に反映させる。
一方、環境省が同構想について一月十六日から二月十六日まで、インターネットを通じ意見などを募集した結果、八百件を超える提言があった。内容は「電気自動車しか走っていない街を構築してはどうか」などだっ
た。
環境モデル都市は地球温暖化対策に先進的に取り組んでいるとして、政府が四市町のほか帯広市や京都市など計十三自治体を認定した。