ID : 10573
公開日 : 2009年 2月18日
タイトル
「長期優良」に対応 住友林業・MyForest〔GS〕
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/housing/news/20090219ddm010100053000c.html
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元urltop:
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写真:
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住友林業は木造戸建て注文住宅の主力商品「MyForest(マイフォレスト)」MB(マルチバランス)構法2階建てシリーズの仕様を改定し、長期優良住宅に求められる基本性能の「環境性能」と「長期耐用性能
」を一段と高めた「マイフォレストGS(ジーエス)」=外観イメージ=を発売した。主要構造材に占める国産材の比率を70%に引き上げたことも大きな特徴。国内山林の活性化や地球温暖化防止対策として二酸化炭素(C
O2)吸収効果の向上にも寄与できる住宅だ。
「マイフォレストジーエス」は、国が定める長期優良住宅への対応を見据えた基本性能と設備仕様を備えている。長期優良住宅に認定されると、住宅ローン控除の割り増しや投資減税の優遇措置など、税制上のメリット
も多い。
また、特徴の一つとして、国産材の使用比率70%を達成。住友林業のノウハウの集大成として05年に発売した「マイフォレスト」は、国産のヒノキを活用した柱と土台、スギ・カラマツを使用した耐力面材「クロスパネ
ル」など主要構造材に占める国産材比率を約51%に高めた。今回発売の「マイフォレストジーエス」はさらに、地震の揺れに強い床合板「剛床パネル」と、床を支える素材などの国産材化を進め、その比率を70%に引き
上げた。
もう一つの特徴は、地震エネルギーを熱エネルギーに変換・放出する特殊なゴムの特性を生かした耐力壁「地震エネルギー吸収パネル」を標準搭載したこと。中小の地震だけでなく、大地震の後に発生する余震に対し
ても、建物の損傷を最小限に抑える。長期に快適で、資産価値の高い住まいづくりを提案する。
外観デザインはシンプルで機能的な美しさを目指し、レンガ調の色合いのオリジナルタイル「スティックモコ」や、袖壁を木調サイディングで結んだ新規開発の「セラストウッドバルコニー」を採用。また、外壁仕上げ材に
は貝殻やサンゴなどを混ぜた「シーサンドコート」を標準採用。丁寧に吹き付けて仕上げ、1戸ごとに外壁の表情の味わいが違い、経年変化も楽しめる。
価格は3・3平方メートルあたり54万円台(税込み)から。問い合わせは同社住宅事業本部営業企画部(0120・21・7555)へ。