ID : 10525
公開日 : 2009年 2月14日
タイトル
林業 就業相談会、倍増の60人
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20090214-OYT8T00869.htm
.
元urltop:
.
写真:
.
後継者不足が深刻な県の林業を立て直そうと、就業への相談に乗る「森林(もり)の仕事ガイダンス」が14日、高知市丸ノ内の高知城ホールで開かれた。雇用不安を反映し、例年の倍近い約60人の求職者が参
加。高校生や大学生の姿もあり、真剣な表情で説明を受けていた。
主催した県山村林業振興基金によると、県内の林業従事者は約1500人と1975年の5分の1。平均年齢は53・7歳と高い。
会場では、県内の森林組合や林業会社など11団体・社がブースを構え、担当者が仕事内容や待遇などを説明。高知市神田の無職酒井龍一さん(29)は「雇用条件は厳しいが、やりがいがあると思う」。就職活動中の高
知大農学部3年、小坂慎也さん(21)は「現場の声が聞けてよかった。山が衰退しているので、若い力で健康な森を作っていきたい」と意気込んだ。
県森林組合連合会総務指導部の大川容平さんは「雇用不安が広がっている今こそ、若者に興味を持ってもらって盛り上げていきたい」と話していた。